演題募集要項
下記の演題区分に従って演題を募集いたします。
多くの皆様からのご登録をお待ち申し上げております。
演題募集期間
令和6年4月1日(月)~ 令和6年6月30日(日)
令和6年7月31日(水)
応募資格
筆頭演者および共同演者は当学会員に限ります。未入会の方は必ず入会手続きをお願いいたします。
入会に関する詳細は、日本航空医療学会公式ウェブサイト内の「入会について」をご確認いただくか、当ページ下部の「日本航空医療学会への入会に関するお問い合わせ先」へお問い合わせください。
日本航空医療学会公式ウェブサイト https://jsas1994.jp/
なお、発表者が学生・初期研修医・消防機関などの防災機関職員・行政職員などの場合は、この限りではありませんが、その際には共同演者に当学会員が含まれる必要があります。応募前にご確認ください。
発表形式
現地にてのPCプレゼンテーションをお願いする予定です。
発表区分・登録カテゴリー
演題の採否および発表区分については学会長にご一任下さい。
主要プログラムでご応募頂いても一般プログラムでのご発表をお願いする場合も、また一般プログラムでご応募頂いても主要プログラムでのご発表をお願いする場合もございます。
予めご了承ください。
主要プログラム
シンポジウム1
航空医療におけるタスクシェア・タスクシフト(一部指定・公募)
~職種を越えた「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
全国では、ドクターヘリに限らず、民間医療機関、消防機関、自衛隊、海上保安本部など、多くの機関が運用する航空機での傷病者搬送が行われている。このような患者搬送においては、医療スタッフの添乗が必要となるが、医療現場へも働き方改革の波が押し寄せる中、人材確保不足が深刻な問題となっている。昨今、このような局面を打破するために、救急救命士や診療看護師(Nurse Practitioner:NP)の活用が進められている。ここでは、各地の取り組み、今後の展望について共有し議論を深めて頂きたい。
シンポジウム2
島嶼エリア・へき地をエリアで担う航空医療体制(一部指定・公募)
~行政の壁を越えた「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
全国すべての地域に56機のドクターヘリが配備され、多くのエリアが航空医療でカバーされる時代が到来した。しかしながら、島嶼エリアや僻地を中心に、かつての都道府県域優先主義のドクターヘリ運用体制が根強く残り、自県のヘリに対応させる事を第一選択とするため、より近くの基地病院からのドクターヘリ出動が叶わない様な地域も依然として残されているのが現状である。全国各地の先進的な地域で始まり、徐々に広まってきた地域協力体制の現状と取り組み、今後の展望について共有し、平時のみならず災害時の連携を視野に入れた議論を深めて頂きたい。
シンポジウム3
運航クルーと医療スタッフが紡ぐ航空医療の絆(一部指定・公募)
~職種の壁を越えた「タテ」の連携「ヨコ」の連携
ドクターヘリではCRM(Crew Resource Management)さらにはAMRM(Air Medical Resource Management)と呼ばれる概念のもと、運航に関連する全てのスタッフが連携してMissionに当たっている。しかしながら、医療従事者と運航関係者では背景にある知識や判断基準の基礎も異なっており、より綿密な情報共有や活動方針の擦り合わせが必要となる。ここでは、医療スタッフのみでなく運航会社の各職種の皆様や多機関の皆様を交えて、航空医療における円滑な連携に向けた布石となるような議論を深めて頂きたい。
シンポジウム4
新しい航空機の拓く航空医療の未来(一部指定・公募)
~テクノロジーが繋ぐ「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
全国へのドクターヘリ配備が概ね完了し、次なる航空医療の未来は新たな航空機へとその焦点が移ってきている。特に最近注目されているのは、滑走路の無い離島エリアなどへ飛行できるVTOL機、2025年に開催されるEXPO2025で注目されるeVTOL機いわゆる「空飛ぶクルマ」、離島やへき地へ物資を届けたり災害時の捜索活動や情報収集において活躍するドローンなどである。ここでは、昨今のテクノロジーと今後の発展を視野に入れ、航空医療の未来についての議論を多機関の皆様で深めて頂きたい。
シンポジウム5 (日本病院前救急診療医学会 合同企画)
ドクターカー・ドクターヘリの連携プレー(一部指定・公募)
~「空」と「陸」チームの枠を越えた「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
全国ではドクターヘリと共に多くのドクターカーが活発に活動を展開している。今回皆様の訪れている沖縄本島地方でも2機の救急医療用ヘリコプターと7台のドクターカーが日々多くの生命を救っている。全国的に同一医療機関で、ドクターカー・ドクターヘリが相互の補完・連携を行っているケースが多い一方、他機関同士で連携した活動を展開している地域も散見される。ここでは機関の壁に囚われずに、ドクターカー、ドクターヘリ、消防機関などが連携した活動を展開するに当たっての、各地域における現状と課題、今後の展望について活発な議論を含めて頂きたい。
シンポジウム6
DXが繋ぐ現場~医療機関のシームレスな情報共有(一部指定・公募)
~リアルタイムの情報共有が繋ぐ「タテ」の連携「ヨコ」の連携
昨今、医療業界でもDX(Digital Transformation)の推進が注目されている。特に救急領域では消防機関、病院前救急診療(ドクターヘリ・ドクターカー)、搬送先の医療機関における情報共有戦略がMission全体の成否を分けるカギを握っている場合が多い。ここでは、昨今急速な発展を遂げているICT技術を駆使した救急医療におけるDXについて、各地域での先行事例の紹介や抱えている課題、そして今後の展望などについて、自由で活発な議論を深めて頂きたい。
パネルディスカッション1 (災害時におけるドクターヘリの運用に関する合同検討委員会 合同企画)
災害時におけるドクターヘリ運用(一部指定・公募)
~基地病院・運航会社の壁を越えた「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
今年の元旦に発生した令和6年能登半島地震では、寸断された道路網のため被災地域からの傷病者搬出において航空機が大きな役割を担った。災害時には、運航体制の異なる複数の基地病院、複数の運航会社の運用するドクターヘリが、被災地域内で協働することとなる。現在日本航空医療学会を初めとする複数の学会が合同で災害時におけるドクターヘリ運用について議論を進めている。このセッションでは、現在ドクターヘリの災害時運用において抱えている現状分析と課題、各ブロックにおける現在の取り組み、そして今後の展望について活発に議論を深めて頂きたい。
パネルディスカッション2
災害時の航空機運用における多機関連携(一部指定・公募)
~機関の壁を越えた「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
災害時においては、ドクターヘリのみでなく消防防災ヘリ、自衛隊、海上保安本部、都道府県警察、NGOなど複数の機関が運用する航空機が協働して、救助・搬送業務に当たらなければならない。今年元旦に発生した令和6年能登半島地震でも多くの機関の運用する航空機が任務に当たった。しかしながら、機関の壁を越えての航空機運用には、多くの課題がある。このセッションでは関係各機関の皆様に集まって頂き、それぞれの立場、視点から災害時の円滑な連携に向けての布石となるような議論を深めて頂きたい。
パネルディスカッション3
重症患者の航空機搬送(一部指定・公募)
~生命を繋ぐ「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
2019年末に端を発したCOVID-19のPandemic。我が国においても、島嶼エリアを中心に重症呼吸不全患者の航空機搬送を要する事案が発生するなど、航空医療においても多くの課題が浮き彫りとなった。特に、重症呼吸不全を呈する症例においては、高度な人工呼吸管理を実施しながらの航空機搬送が多く行われた。さらに、場合によってはECMO下での航空機搬送までを想定したシミュレーションが行われた。ここでは、重症患者の航空機搬送に焦点を絞り、わが国における現状と課題、今後の展望について情報共有を行うと共に、活発な議論を深めて頂きたい。
パネルディスカッション4
フライトスタッフの育成~フライトナース編~(一部指定・公募)
~先輩から後輩へ世代を超えた「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
全国の基地病院では、毎年フライトナースを夢見て、夢に胸を膨らませた多くの新人看護師が入職してくる事であろう。しかし、フライトナースとして独り立ちするまでには、クリアしなくてはならない多くの要件があり、中には目標に辿り着けずにDrop outしてしまうケースも散見されていると思われる。ここでは全国の基地病院における、フライトナース育成で抱えている課題、行っている工夫などを共有し、今後、若い力を大きく育てていくための布石とするべく、議論を深めて頂きたい。
パネルディスカッション5
フライトスタッフの育成~フライトドクター編~(一部指定・公募)
~先輩から後輩へ世代を越えた「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
今年度から本格的に進められている医師の働き方改革の影響もあり、全国の基地病院ではフライトドクターの育成が急務となっている。しかしながら、限られたリソース、限られた環境の中で、多機関との連携を取りながら医療側のチームリーダーとしての活動を行うためのスキルを習得するまでには、クリアすべき課題が多くある。ここでは各基地病院において定めている到達目標や評価方法。トレーニングプログラムなどを共有頂き、今後急務となるフライトドクターの育成に向けた取り組みの布石となるような議論を展開して頂きたい。
パネルディスカッション6
有事の多機関連携に繋げる実働訓練の工夫(一部指定・公募)
~「平時から有事へ」場面を越えた「タテ」の連携「ヨコ」の連携~
全国各地では数々の災害訓練が実施されており、その中にドクターヘリを含む航空機の運用に係る訓練が組み込まれている事が多い。しかしながら、訓練であるが故に、特にフライトスケジュールが限られる航空機運用の実働訓練では、本部運用訓練や現場での救出訓練などとリンクした訓練の進行が難しく、結果的に異なる時間軸での訓練の実施や机上訓練に止めざるを得ない場合が多い。ここでは災害時の実働に繋げられるような「リアル」で「有意義な」訓練に向けて、各地の取り組みを共有し議論を深めて頂きたい。
一般プログラム
一般プログラム 登録カテゴリー
※主要プログラムに応募される方については、主要演題の選考に漏れた場合、一般演題でのご発表をお願いいたします。下記のカテゴリから該当する項目を選択してください。
01 | 連携:多機関・多職種・地域 | 12 | 固定翼 |
---|---|---|---|
02 | 教育(スタッフの育成) | 13 | 安全・安全管理 |
03 | 疾患:外因性 | 14 | 災害・DMAT |
04 | 疾患:内因性 | 15 | 消防・防災ヘリ、自衛隊、その他 |
05 | 疾患:小児、産科、周産期 | 16 | 民間航空機 |
06 | 疾患:その他 (特殊疾患:高圧酸素療法、切断肢、急性動脈解離等) |
17 | 基地病院・受入病院 |
07 | 現場活動:医療 | 18 | 島嶼医療・へき地医療 |
08 | 現場活動:救助 | 19 | システム・データ管理 |
09 | 現場活動:看護 | 20 | MC・検証(体制) |
10 | 施設間搬送 | 21 | ME・医療機器 |
11 | 運行・運行管理 | 22 | その他 |
入力規定
- 演題名:最大で30文字以内
- 抄録本文:最大で800文字以内
- 登録可能な最大演者数(筆頭演者+共同演者):15名まで
- 登録可能な最大所属機関数:10施設まで
- 図表について:図表および写真は使用できません
演題の採否
- ご応募頂きました演題の採否につきましては、当学術集会プログラム委員会の査読に基づき、学会長が決定いたします
- ご応募頂きました全演題の著作権は、日本航空医療学会に帰属いたします。
- ご発表頂きますプログラムの時間帯につきましては、10月中旬を目途にご連絡いたします。
【FAQ】演題登録に関するよくあるご質問
- 仮登録をしたが、仮登録通知メールが届かず本登録に進めない(ログインできない)。
- 別のメールアカウントで登録はしたが、事務局からの案内などの連絡は普段使用しているメールアドレスで登録したい。
- 抄録原稿を800文字以内に収めているが登録ができない。
- 日本航空医療学会に入会したが、会員番号がまだ取得できていない
- 参加登録をしたが、演題登録システムにログインできない
→ ご登録いただいたメールアドレスによってセキュリティレベルが高く、自動で迷惑メールフォルダに移動される、あるいは受信できない場合がございます。
お手数をお掛けしますが、別のメールアカウントでご登録いただくことを推奨しております。
→ ログイン後、演題を登録される際にメールアドレスをご入力いただく項目があります。そちらにご希望のメールアカウントを記載いただけましたら、その後のご案内等の連絡はご記載のメールアドレスへお送りします。
→ ワードデータで作成いただいている場合、設定によっては文字数のカウントではなく、単語数カウントになっている場合がございます。ワードアプリ左下にある「●●単語」と表示されている箇所をクリックし、表示されたウィンドウの「文字数(スペースを含めない)」の項目から、実際の文字数をご確認いただけます。
当システムは1文字をそのまま1文字としてカウントするため、ワードに表記されている文字数よりオーバーする場合があります。
例:「example」という単語の場合
※ワードでは1単語としてカウントされますが、システムから入稿される際には
7文字としてカウントされます。
この場合、文字数を調整していただく必要がありますが、ご対応が難しい場合には、「抄録」の項目に「別途データ参照」とご記載のうえ、ご登録を完了していただき、本ページ最下部にあります運営事務局宛てにメールで抄録原稿のワードデータをご送付ください。
→ 会員番号が発行されるまでは「9999」でご登録いただき、会員番号取得後に登録情報の修正をお願いいたします。
→ 参加登録と演題登録は別々のシステムになりますので、それぞれ新規のアカウント登録が必要です。お手数をおかけしますが、それぞれ新規のご登録をお願いいたします。
日本航空医療学会への入会に関するお問い合わせ先
【日本航空医療学会】
日本航空医療学会事務局
〒164-0001 東京都中野区中野2-2-3
へるす出版事業部内
TEL:03-3384-8042 FAX:03-3380-8627
E-mail:jsas@herusu-shuppan.co.jp
演題登録に関するお問合せ先
【第31回 日本航空医療学会総会 運営事務局】
株式会社アカネクリエーション 沖縄MICEサービス〒900-0004 沖縄県那覇市銘苅1-9-29
TEL:098-862-8280
E-mail:jsas31@akane-ad.co.jp